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REPORT2018/01/31

「第8回 食品と機械の集い ~食関連産業マッチング交流会~」 を開催しました

平成30年1月19日(金)、札幌・北海道経済センターで、「第8回 食品と機械の集い~食関連産業マッチング交流会~」を開催しました。
一般財団法人さっぽろ産業振興財団との共催により、講演や交流会の場を設け、食品関係や機械製造業を中心に100名を超える方々にご来場いただきました。
          
今回は、学術機関である北海道大学 大学院 農学研究院 食品加工研究室より川村周三特任教授および小関成樹准教授をお招きし、講演いただきました。
まず小関氏より、同研究室にて取り組んでいる研究内容やHACCP義務化に対応した予測微生物学の活用について講演いただきました。また、高圧処理によるエビや貝類等の殻剥きの技術についても紹介されました。
次に川村氏より、近赤外分光法を用いた食品の非破壊品質測定について講演いただきました。この技術においてはお米を例に、迅速な品質測定を行うことができるほか、生乳の成分測定による乳牛の健康管理等の応用事例についても説明されました。
両氏のわかり易い語り口による講演は、来場者の関心も非常に高く産学連携事業への展開も期待できる内容となりました。
また、経済産業省北海道経済産業局および一般財団法人さっぽろ産業振興財団より食品関連産業に関するイベント開催の情報が提供されました。

続く交流会にも、道内の食品メーカーおよび機械メーカーそれぞれ多くの方々が参加され、講師の小関様、川村様を囲み、皆盛んに意見を交わしていました。今回はPRタイムを設け、参加された方は自社の事業を熱心にPRしていました。

参加された方からは、「興味深い内容だった」、「新しい情報の収集ができた」、「可能性のある研究だと思う」などの声をいただきました。
ご参加いただいた皆様には厚くお礼申し上げます。


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