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REPORT, 全件表示2019/08/06

「2019恵み野☆かがくの広場~小学生理科実験教室~」を開催しました


 夏休みの恒例行事である「恵み野☆かがくの広場 ~小学生理科実験教室~」を開催しました。NPO法人遺伝子栄養学研究所の研究員と、北海道ハイテクノロジー専門学校の学生が先生となって行うこの実験教室は、今年が16回目となります。今回は「電気の作り方 ~発電の仕組み~」をテーマに実験を行いました。
 
 恵庭市内外の小学校4~6年生51名の皆さんが集まり、先生と一緒に発電の仕組みを楽しく学びました。

①「電気の作り方 ~発電の仕組み~」
 冒頭で佐藤研究員より様々な発電の種類についてスライドを用いた説明が行われ、その後、火力発電・水力発電・風力発電の仕組みについて実験を行いました。実験を通じて、火力発電は沸騰させた蒸気の勢いでタービンを回し、水力発電は水が高い所から低い所へ流れる時の位置エネルギーを利用して水車を回し、風力発電は風の勢いを利用して発電することを学びました。また、今回実験した3つの発電方法の中で、火力発電が最も発電量が大きく、その発電効率の良さから日本で最も多く採用されている発電方法であることも学びました。

②「スライムをつくろう!トゥインクルスライム編」
 スライム作りに先立ち、佐藤研究員よりスライムはゲルの一種であるとの説明があり、ゲルは芳香剤や寒天、おむつなど身の回りの色々なところに使われていることを学びました。次にホウ砂飽和水溶液と洗濯のりを混ぜ、さらに硫化亜鉛を加えた光るスライム「トゥウインクルスライム」をつくり、ブラックライトを用いて蓄光させたスライムが暗闇で光る様子を観察しました。

 参加した子供たちからは、「色々な発電方法が知れた」、「実際に実験できて面白かった」、「スライム作りが楽しかった」などの感想がありました。この実験教室では学校も学年も違う子どもたちがグループになって実験に取り組みますが、実験が終わるころにはみんなが打ち解けあい楽しそうに話している様子も見受けられました。

 今年も多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。


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