Liaison office

食品加工業と食品機械工業を結び
北海道の「食」をサポートする
食品と機械リエゾンオフィス

北海道は全国有数の農水産物の生産地。全国の食糧基地として食品加工業の生産技術を向上させるために、恵庭リサーチ・ビジネスパークは、北海道内の産業支援機関としての一翼を担うべく食品加工業と道内機械工業を仲介するリエゾンオフィスを設立しました。
たとえば、道内の食品加工業界で使用されている食品機械は、一部メーカーを除きほとんどが道外に工場を持つメーカー製です。そのため、機械の修繕やメンテナンスが必要なときに、購入したメーカーに頼らなければならず、道外からの出張サービスマンに必要な費用や時間に頭を抱える加工業者が多いと聞きます。
こうした課題を解決するために、リエゾンオフィスでは、あなたがお使いの機械を扱える道内企業を見つけてご紹介いたします。身近に小回りのきく「かかりつけ」の専門家がいれば、コストダウン、時短、効率アップにつながります。また、あなたのお店や会社で「将来、機械化や自動化を考えている」といった場合のご相談も承ります。

リエゾンオフィスの概要

 リエゾンオフィスでは、企業を仲介するアドバイザーを置き、食品機械メーカー業界団体である「一般社団法人日本食品機械工業会」からメンテナンス情報を得ながら、下記のようにマッチングを実施いたします。

①食品加工産業、メンテナンス企業には、「登録会員規約」に賛同の上、「基本情報登録書」を提出していただきます。なお、会員登録及び仲介サービスは無料です。

②リエゾンオフィスは、「基本情報登録書」に記載された内容に基づき、食品産業会員のニーズに応えられる修繕・メンテナンス会員を選び出し、「不具合発注書」を添付して引受け可能かどうかを照会します。

③照会を受けた修繕・メンテナンス会員は、引受け可能であれば、その旨をリエゾンオフィスに回答します。

④リエゾンオフィスは、食品産業会員に引受け可能な修繕・メンテナンス会員(複数社から可能の回答があれば複数社)を紹介します。

⑤紹介を受けた食品産業会員は、直接、修繕・メンテナンス会員に連絡を取り、修繕・メンテナンスの内容、工期、発注額などで双方の合意があれば、受発注が成立することになります。

⑥リエゾンオフィスは、食品産業会員から修繕・メンテナンス会員との受注の有無、修繕・メンテナンスの状況などの報告を受け、食品加工機械の修繕・メンテナンス会員の取組み実態を調査しデータベース化し、今後の引受け可能性の精度を高めていきます。

⑦仲介は、登録会員に限定し、守秘義務の厳守を厳格に行います。

会員登録

会員規約

食品と機械リエゾンオフィスへ会員登録する前に「会員規約」を必ずお読み下さい。 会員規約をお読みいただき同意いただける場合は、右記の「同意する」をクリックして下さい。 登録画面へと移動します。

利用の流れ

企業・起業サポート

食品と機械支援委員会
(リエゾンオフィス支援組織)

【 目 的 】
北海道における食品産業と食品機械分野への参入を目指す企業(食品機械工業)の連携を図り、食品産業と食品機械工業を仲介する「食品と機械リエゾンオフィス」を運営。安全で迅速に効率的な生産出荷及び市場創出のために食品と機械の企業連携モデル構築を支援し、農水産物の加工及び商用生産技術の向上に寄与する。

【 構 成 】
会  長 伊藤 和彦 氏(北海道大学名誉教授・農学博士)
副会長  木村 俊範 氏(北海道大学名誉教授・農学博士)
委  員 北海道経済産業局地域経済部・北海道農政事務所・北海道経済部・札幌市経済局・恵庭市経済部・一般社団法人北海道機械工業会
事務局 恵庭リサーチ・ビジネスパーク株式会社
【 事 業 】
  1. 食品と機械リエゾンオフィスの運営に対する指導・助言に関すること
  2. 北海道における食品と機械の企業連携モデル構築に関する指導・助言に関すること
  3. その他目的達成のために必要な事項に関すること
【 設 立 】 平成23年3月15日
  • 1.表紙
  • 2.リエゾンオフィスとは
  • 3.食品と機械リエゾンオフィスの概要
  • 4.食品と機械リエゾンオフィスの利用
  • 5.リエゾンオフィスに会員登録
  • 6.食品企業より相談を受付
  • 7.相談内容を機械企業に照会
  • 8.対応可能な企業を選択
  • 9.双方の企業を紹介
  • 10.食品と機械支援委員会
  • 11.お問い合わせ先

食品と機械の集い

 「食品と機械の集い」は、「食品と機械リエゾンオフィス」の役割と機能を知っていただくため関係団体との共催により、平成23年から毎年開催しているイベントです。
 衛生管理をはじめとする食品製造・加工に係る各種講演の他、会場には機械メーカーのパンフレットコーナーを設置し、参加していただいた道内の食品製造・加工メーカーと機械メーカーが気軽に交流できる場もご用意しています。
 今後も継続して開催しますので、どうぞお気軽にご参加ください。
【第1回(平成23年4月26開催)】
①「異物検査装置に使われている技術と研究開発動向」
講師 本間 稔規 氏(地方独立行政法人北海道立総合研究機構産業技術研究本部工業試験場情報システム部計測・情報技術グループ 研究主任)
②「異物混入・危険防止における機械化効果と効率化」
講師 奥野 和弘 氏(株式会社キュー・アンド・シー 代表取締役社長)
【第2回(平成24年1月16日開催)】
「入れてはいけない! -千歳工場での毛髪混入防止対策について-」
講師 石黒 一満 氏(カルビー株式会社 北海道事業本部 千歳工場長)
詳しく→ 【第3回(平成25年1月22日開催)】
①食品加工における異物混入防止対策」
講師 佐土原 一暁 氏(イカリ消毒株式会社 北海道西地区 地区長)
②「食の安全はユニフォームから」
講師 右田 孝一 氏(小山株式会社 北海道担当部長)
③「道内ものづくり企業の食品機械技術への取り組み」
講師 松本 英二 氏(シンセメック株式会社 代表取締役)
詳しく→ 【第4回(平成26年1月28日開催)】
①「安全で安心な良品づくり」
講師 永坂 敏男 氏 (株式会社ファミリーマート品質管理部)
②「食品機械が創り出す『もっとおいしい北海道』」
講師 阿部 茂 氏 (独立行政法人北海道立総合研究機構 食品加工研究センター)
③「食品と機械の連携事例」
~メイドイン北海道の食品機械を導入して~
講師 佐藤 巧 氏 (株式会社三星 取締役社長)
詳しく→ 【第5回(平成27年1月27日開催)】
①「食にかかわる人と機械の効率化~車のものづくりを参考に~」
講師 齋藤 均 氏 (株式会社北海道銀行 営業推進部 顧問)
②機械メーカーの食品分野への参入・事業領域拡大に向けて ~ここだけはおさえておきたい知財活用のポイント~」
講師 内海 司 氏 (特許業務法人ピー・エス・ディー 弁理士)

* 所属、役職名等は開催当時のものです

詳しく→ 【第6回(平成28年1月25日開催)】
①「機械がつくる『おいしい』と『安全』~食品製造、システム化のポイント」
講師 清水 條資 氏 (公益財団法人北海道中小企業総合支援センター 技術アドバイザー)
②「個食化時代の食品づくりに欲しい機械」
講師 須貝 昭博 氏 (北海道メンフーズ株式会社/ルスツ食品加工株式会社 代表取締役)
③「菓子業界への参入~バームクーヘンオーブン~」
講師 横山 邦彦 氏 (有限会社横山鉄工 代表取締役)
④「食とQCサークル(小集団)活動」
講師 犬塚 昌彦 氏 (トヨタ自動車北海道株式会社 常勤監査役)
詳しく→ 【第7回(平成29年1月18日開催)】
①「課題解決に導くHACCP、ISO22000~食品工場、スーパーを甦らせた手法~」
講師 高田 哲也 氏 (株式会社テンフードサービス 生産部 センター長)
②「食品検査のための光センシング技術~混入異物検出、品質評価の研究開発事例~」
講師 本間 稔規 氏 (地方独立行政法人北海道立総合研究機構 産業技術研究本部 企画調整部 企画課 企画グループ 主査)
詳しく→ 【第8回(平成30年1月19日開催)】
①「安全性と高品質を両立する食品の製造流通技術の最前線」
講師 小関 成樹 氏 (北海道大学大学院 農学研究院 食品加工工学研究室 准教授/農学博士)
②「光で見れば中身が分かる!農産物や食品の非破壊品質測定」
講師 川村 周三 氏 (北海道大学大学院 農学研究院 食品加工工学研究室 特任教授/農学博士)
詳しく→ 【第9回(平成31年1月30日開催)】
①「全員参画の現場経営~AIB監査システムによる品質レベル向上とユニフォーム更新事例」
講師 川上 裕介 氏 (株式会社ケイシイシイ 品質保証室 品質保証チーム サブリーダー)
   間野 奈々恵 氏 (株式会社ケイシイシイ 品質保証室 品質検査チーム)
②「コープさっぽろが求める商品の品質」
講師 定岡 那奈江 氏 生活協同組合コープさっぽろ 品質管理室 品質管理マネージャー)
③「食品ロボット実証ラボの新設とロボットの応用開発事例」
講師 井川 久 氏 (地方独立行政法人北海道立総合研究機構 産業技術研究本部 工業試験場 製品技術部 生産システム・製造技術G 研究主任)

* 所属、役職名等は開催当時のものです

食品と機械リエゾンオフィス会員規約

1.この規約は「食品と機械リエゾンオフィス」(以下「リエゾンオフィス」という)を介した不具合発注の全過程(以下「仲介サービス」)に摘要されます。リエゾンオフィスは以下の「利用規約」に同意いただいた方のみご利用できます。なお、会員登録及び仲介サービスは無料です。

2.本規約は、恵庭リサーチ・ビジネスパーク株式会社(以下「弊社」)が実施するリエゾンオフィスの仲介サービスを利用するにあたっての利用条件を定めるものです。仲介サービスの利用に際しては、本規約を熟読し内容を理解し、同意の上で利用してください。

3.仲介サービスをご利用いただくためには、リエゾンオフィス会員登録が必要となります。また、会員登録の際に食品産業と食品加工機械の修理・メンテナンス業との仲介に必要な「登録基本情報」を提出していただきます。

4.食品産業は、言うまでもなく消費者が直接口にする食品の製造を行う産業であることから、安心に最善の注意を払い、HACCP(食品を製造する際に工程上の危害を及ぼす要因を分析し、それを最も効率よく管理できる連続的に管理して安全を確保する管理手法)を目指す産業です。従って食品加工機械の修理・メンテナンス業の方が会員登録を行う際には、その点を十分ご留意願います。

5.弊社「リエゾンオフィス」は、登録いただいた会員情報及び仲介サービスの過程で得たすべての情報について守秘義務を負い、必要な登録会員以外への情報提供は一切行いません。

6.弊社「リエゾンオフィス」は、「登録基本情報」に関する登録内容の確認を行いますが、その内容を保証するものではありません。従ってリエゾンオフィスに登録された内容に虚偽、不正、正確さ、違法性等があった場合について、その責任を負いません。

7.弊社「リエゾンオフィス」は、「登録基本情報」の内容中に虚偽等があることが判明した場合は、会員登録を抹消する場合があります。

8.リエゾンオフィスにおける、相談から修繕・メンテナンスへの流れは、下記のとおりです。

①弊社「リエゾンオフィス」は、食品産業会員から「食品加工機械不具合発注書(専用フォーム)」(以下、「専用フォーム」)にて修繕・メン

テナンスに関する相談を受けた場合、修繕・メンテナンス会員の得意分野と照合し、当該会員にその実施可能性を照会します。その際は、食品産業会員の社名等(「専用フォーム」中の「食品会社記載欄」記載事項)のすべてを秘匿の上照会します。

②弊社「リエゾンオフィス」は、修繕・メンテナンス会員から「引受け可能」の回答があった場合は、相談緒あった食品産業会員に対し、当該修繕・メンテナンス会員を紹介(複数の修繕・メンテナンス会員から「引受け可能」の回答があれば、順次複数社)します。その際、弊社「リエゾンオフィス」は、当該修繕・メンテナンス会員の社名等の「登録基本情報」のすべてを、相談のあった食品産業会員に情報提供します。

③修繕・メンテナンス会員の紹介を受けた食品産業会員は、紹介を受けた修繕・メンテナンス会員と直接折衝を行ない、修繕・メンテナンスの内容、工期、発注額等の同意を見た際に、双方に受発注の関係が成立することになります。

④弊社「リエゾンオフィス」は、紹介を行なった後、食品産業会員に対して紹介した修繕・メンテナンス会員との受注の有無、修繕・メンテナンスの状況などをお伺いし、今後、食品産業会員から相談があり、修繕・メンテナンス会員に「引受け可能性」を照会する際の精度を高めるための一助とします。

9.弊社「リエゾンオフィス」は、食品産業会員に修繕・メンテナンス会員を紹介して以降の一切について関与を行ないません。従って、紹介以降に不利益が発生した場合でも、一切の責任を負えません。利用者の皆様ご自身で、責任をお持ちいただくようお願いします。

10.弊社「リエゾンオフィス」は、仲介サービスの利用に関連し、8-①の秘匿事項以外のいかなる種類の不利益が発生した場合でも責任を負いません。

11.弊社「リエゾンオフィス」は、仲介サービスの利用に関連して利用者が日本及び及び外国の法律に触れた場合、一切責任を負いません。

12.この利用規則は予告なく変更されることがあります。

会員規約をお読みいただき同意いただける場合は、右記の「同意する」をクリックして下さい。
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